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エネルギア美術賞

佐故龍平 杢目金花器 16×16×16cm 銀、銅、赤銅 2010年 杢目金花器 6×6×7cm 5×5×4cm 銀、銅、赤銅、四分一 2009年

佐故 龍平さん(金工/岡山市)

住 所岡山県岡山市
1999年広島市立大学 芸術学部デザイン工芸科卒業
在学中、独学で杢目金研究
2002年同大学院芸術学研究科博士前期課程修了
2003年広島市立大学研究生
岡山県玉野市に工房をつくり独立
2004年日本工芸会正会員に推挙される
2010年工房を岡山市北区御津に移す
現在に至る

【受賞歴】
2001年全日本金銀創作展 日本商工会議所会頭賞受賞
2002年日本伝統工芸展初入選(以後、7回入選)
2003年第50回日本伝統工芸展 東京都知事賞受賞
2004年岡山県芸術文化賞グランプリ受賞
2005年福武文化奨励賞受賞
2007年岡山県文化奨励賞受賞
2008年伝統工芸日本金工展 文化庁長官賞(最高賞)受賞
2009年岡山県美術家育成I氏賞奨励賞受賞
2011年伝統工芸日本金工展 特別記念賞受賞
2012年同上 東京都教育委員会賞(第2位)受賞
■作品杢目金花器 16×16×16cm 銀、銅、赤銅 2010年
杢目金茶器 6×6×7cm 5×5×4cm 銀、銅、赤銅、四分一 2009年

銀、朧銀(ろうぎん)、赤銅など材質の異なる20枚ほどの金属を重ねて溶接し、彫って叩く作業を繰り返し木目状の模様を出す杢目金(もくめがね)という技法で、花器・水指・茶入・香炉・水滴などを製作している。

2002年に日本伝統工芸展に初入選、翌年、26歳の若さで日本伝統工芸展東京都知事賞、30歳の時、岡山県分化奨励賞を受賞し、伝統工芸界で注目される新鋭作家となった。その斬新な作風は全国的に注目を集めている。

作品には、金属の木目肌と現代的感覚による造形が同居し、見る者に伝統工芸の新しい未来を感じさせる独創性を秘めている。

2011年には、伝統工芸日本金工展で特別記念賞、2012年は同展で東京都教育委員会賞(第2位)を受賞するなど、ますます高い評価を得ている。
こうした数多くの受賞歴を糧に、さらなる飛躍が望まれる若手作家である。(U)