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エネルギア美術賞

福井一尊 場所・岡山県立美術館 瀬戸内海犬島 奈義町現代美術館

福井 一尊さん(造形/松江市)

現住所島根県松江市
2001年愛知教育大学大学院 修了
【現 在】(2016年4月)
島根県立大学短期大学部 准教授
尾道市立大学文化芸術学部 非常勤講師
【受賞歴】
1996年中部二科展 新人賞受賞
同 年豊田美術展 優秀賞受賞
1998年中部二科展 奨励賞受賞
2000年豊田美術展 文化財団賞受賞
2004年新美工芸展 大阪市立美術館長奨励賞受賞
【主な展覧会】
2004年個展「ブロンズが奏でるかたち」/勝央美術文学館
2005年現代アートビエンナーレ西日本/大原美術館
同 年「犬島時間」/瀬戸内海犬島、岡山(’05、’09、’13)
2006年アートの今・岡山/天神山文化プラザ 他全3会場巡回
2007年個展「光との共鳴、形との対話」/奈義町現代美術館
2010年「小泉八雲に捧げる造形作品展」/松江城天守閣
2012年個展「SANINBIYORI」/島根県立美術館 他全4会場巡回
2014年「I氏賞」選考作品展/岡山県天神山文化プラザ
2015年写真集「さんいんびより」発刊/今井出版
同 年岡山の美術「目の目 手の目 心の目―体感の向こうに広がる世界―」/岡山県立美術館
 
○岡山県立美術館:左
○瀬戸内海犬島:中央
○奈義町現代美術館:右
〔※画面をクリックすると拡大します〕

 大学在学中から卒業後の数年間は、主にブロンズ彫刻を制作する。その間公募展に出品「中部二科展」での新人賞、その他にもさまざまな賞を受賞し、着実に実績を積み重ねてきた。
 2004年の第1回目の個展からは、ブロンズ彫刻以外に平面作品を発表し、その後 ロウを使ったインスタレーション、写真や映像などあらゆる表現手法を取り入れて、意欲的な創作活動を展開し、最近は立体と平面だけではなく、触覚や音を組合せて総体的な表現を目指している。
 「現在・今」をテーマに、さまざまな表現媒体を使い、現実の生活環境における物質の<存在>、あるいは時とともに物質が変化するという<摂理>を表現しようとする。
 近年の活動をみると、油彩を重ねたアルミ板の表面をドリルで削り、不均等な線彫りによるアルミの輝きとリズム感をもった独特の表現が注目される。
 また、I氏賞展へ出品や岡山県立美術館での展示や普及事業、鳥取・島根での写真展、海外展への出品など、かねてからの山陰と岡山間の広域的活動も目覚ましい。さらに子供の造形教室や美術の普及活動、各地の芸術活動にも積極的に参加するなど、今後の更なる活躍が期待されている。(T)