2020年度試験研究助成フォローアンケート調査結果
当財団が助成した研究が終了してから一定期間経過したものを対象とし、研究成果などのアンケート調査を定期的に実施して研究助成の効果を確認しています。
2020年度に実施した、試験研究助成フォローアンケート調査結果は次のとおりです。
調査対象者
2013~2017年度に研究を終了した研究者 72名(回答者数66名)
研究助成の効果
財団からの助成が、中国地域の研究者の支援および研究の発展に寄与していることが確認できました。調査結果からは、事業化や特許取得などにより実用化されたものや、他の研究者との共同研究に繋がったものなど、研究成果が活用されたものが多くあることがわかりました。
また、「近年、大学の運営費は著しく削減されており、貴財団からの研究助成は大いに役立っている」「本研究助成で得られた結果を基に、他の研究者と共同研究を開始し、科研費の獲得につながった」「基盤的な測定装置の購入が可能になったため、研究の質・スピード共に各段に向上した」などの財団活動を評価するご意見もいただきました。



